main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

南日本新聞/2018/8/10 8:05
http://373news.com//_column/syasetu.php?storyid=94617

翁長知事死去/沖縄の民意貫き通した

 がん闘病中だった沖縄県の翁長雄志知事が8日、亡くなった。突然の訃報に県内外に驚きや衝撃が広がっている。  米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止に向け、建設を進める政府と法廷闘争を繰り広げるなど、沖縄の民意を背に一貫した姿勢を取り続けた。  志半ばとはいえ、沖縄の自治と民主主義を守るため、文字通り命を削っての闘いだったといえる。心から冥福を祈りたい。  任期満了に伴う知事選は11月投開票の予定だったが、翁長氏の死去により9月中に前倒しされる見込みだ。  知事選は辺野古移設の是非が最大の焦点となるのは必至である。政権側は宜野湾市の佐喜真淳市長の擁立を決めており、移設反対派は翁長氏の後継選びを急ぐ。  選挙結果は移設に影響を及ぼし、沖縄の基地問題の分岐点になる可能性がある。  翁長氏は自民党出身で、県議や那覇市長を歴任するなど、保守の重鎮として活躍してきた。  しかし、仲井真弘多前知事が辺野古沖の埋め立てを承認したことから、移設反対を掲げて2014年11月の知事選に出馬。保守と革新を結集した「オール沖縄」を原動力に圧勝した。  多くの県民が呼応したのは翁長氏が保革を超え、沖縄人の「イデオロギーよりアイデンティティー」の理想に訴えたからだ。だが、こうした沖縄の思いに国は真摯(しんし)に寄り添ってきたとは言えない。  翁長氏は15年10月、法的な瑕疵(かし)があるとして埋め立て承認を取り消した。ここから県と国が互いに提訴し、「辺野古移設が唯一の解決策」として譲らない国との対立が鮮明化したのは間違いない。  沖縄県側は敗訴したものの、翁長氏は「最後のカード」とされる承認撤回方針を先月下旬に表明。きのうは県が沖縄防衛局から弁明を聞く聴聞が行われた。  国土面積のわずか0.6%しかない県土には、在日米軍専用施設の約70%が集中している。米兵や軍属らによる凶悪事件や米軍機の墜落事故などは繰り返し起きており、県民の不安は消えない。  翁長知事は6月23日の「沖縄全戦没者追悼式」で移設について、「沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりでなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行している」と政府を厳しく批判した。  基地を不当に押しつけられている現状は「差別だ」との沖縄の声にどう応えるのか。  沖縄に集中する米軍基地の負担軽減は、国民一人一人に突きつけられた重い問いである。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて