main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

京都新聞/2018/7/12 10:05
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20180712_3.html

被災地復旧/人的支援さらに増やせ

 西日本豪雨による死者・安否不明者は200人を超えた。追い打ちをかけるような厳しい暑さが被災地を連日襲っている。
 広島と岡山を中心に多くの人が避難生活を送っている。避難先の体育館などでは、冷房が十分でなく、熱中症で救急搬送される人もいる。衛生状態の悪化も心配だ。
 専門家によると、できるだけ風通しを良くし、1カ所に集まらずに分散して過ごす工夫が要る。もちろん水分の摂取も必要だ。
 土足のまま避難所に上がり込まないといった感染症対策も求められる。手洗いを徹底し、復旧作業では乾いた泥を吸い込まないようマスク着用を心掛けたい。
 しかし、混乱する現場では適切な対策が取れないケースもあると考えられる。水の確保だけでも困難な状況ではないか。厚い支援の手を差し伸べたい。
 被災地の窮状が徐々に明らかになっている。広島など3県で断水が25万戸に上った。
 市町村職員が給水優先で対応しているため、水道施設がどんな被害を受けているか状況把握が追いついていない県もあるという。
 人口約22万人の広島県呉市は、鉄道や主要道路が土砂や流木でふさがれ、「陸の孤島」と化している。広島市へ向かう唯一の公共交通機関となったフェリーに多くの人が詰めかけている。
 道路の寸断は、水や食料など物資の輸送をはじめ支援活動そのものを妨げる。命をつなぐライフラインの復旧を第一に急がなくてはならない。
 政府は被災自治体の要請を待たずに物資を送るプッシュ型支援を始めた。ためらうことなく、しっかり届くようにしたい。
 ボランティアの活動が増えているのは心強い。一方で被災自治体では膨大な災害業務をこなす職員のマンパワーが不足している。
 東日本大震災でも行われた自治体間の継続的な人的支援を、さらに増やすべきだ。
 昨年7月の九州北部豪雨では、なお1100人超が避難生活を続けている。今回の避難も大規模で長期化するおそれがある。
 2年前の熊本地震では、直接的被害による死者数を大きく上回る災害関連死があった。長期間の避難生活が負担となり死亡した高齢者が多かったという。
 最も災害に弱い人たちへのケアに力を注ぎ、被害の広がりを防ぎたい。被災地の復旧、さらに復興へ、あらゆる面から息の長い取り組みが必要だ。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて