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神戸新聞/2018/7/12 6:05
http://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/201807/0011437333.shtml

熱中症/命を奪われないためには

 きのう九州南部で梅雨が明け、西日本のほぼ全域で平年より早い梅雨明けとなった。近畿地方の3カ月予報によると、この夏は暑くなりそうという。
 警戒したいのは熱中症だ。体温を調節する機能が異常を起こしてめまいやこむら返り、頭痛や嘔吐(おうと)などが表れ、重症化すれば命にもかかわる。
 炎天下だけでなく、高温多湿の屋内にいることも誘因になる。体温調整機能が低下している高齢者は暑さを感じにくく、自宅にいても自覚がないまま重症化することがある。暑さが人命を左右することに、もっと注意を払いたい。
 日本救急医学会の調査では、毎年30万人以上が熱中症と診断されている。屋外で活動中の10~50代を中心とした男性が多いが、死亡者にかぎれば室内で発症した高齢者が大半を占める。
 適切な対策を講じれば、熱中症は予防できる。まずこまめに水分を補給しよう。のどが乾かなくても少しずつ口にしたい。必要な塩分を取るため3食をしっかり取ることも重要になる。
 高温多湿で風がないような日はできるだけ外出を控えるのが賢明だ。適度な休憩や十分な睡眠も欠かせない。
 エアコンを使うのを我慢して熱中症にかかる高齢者も少なくない。家族や近隣同士で声を掛け合い、酷暑から身を守るよう呼び掛けることも大切だ。
 生徒の熱中症に備え、神戸市では全市立中学校で経口補水液を常備するほか、体育館などに温度湿度計を設置している。
 環境省は熱中症の起きやすさを示す「暑さ指数」の公表を始めた。こうした情報も役立てて、対策を取りたい。
 心配なのは、厳しい暑さが続いている西日本豪雨の被災地の状況だ。二次災害を防ぐため、避難生活を送る人たちや捜索・復旧活動の現場に飲料水などを十分に届けねばならない。
 今回、政府は体育館などの避難所にクーラーを設置する方針を決めた。できるだけ早く十分な台数をそろえてほしい。
 熱中症や自然災害をもたらす異常気象の背景には、地球温暖化が指摘されている。人命が奪われるまで深刻な事態になっていることにも、目を向ける必要がある。


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