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京都新聞/2018/5/16 12:05
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20180516_3.html

加計問題/うやむやでは終われぬ

 真相をうやむやにしたまま、国会会期末まで乗り切るつもりなのだろうか。
 「加計学園」の獣医学部新設問題を巡る安倍晋三首相の国会答弁を聞いていると、そうとしか思えない。「丁寧な説明」や「うみを出し切る」といった国民への約束はどうなったのか。
 柳瀬唯夫元首相秘書官は、首相の別荘での出会いをきっかけに官邸で学園関係者と2015年に3回面会し、国家戦略特区の話をしたことを先週の参考人質疑で認めた。
 獣医学部新設に関し、民間と面会したケースはほかになく、今治市や愛媛県とともに新設を目指した新潟市、京都府とも面会はしていない。厚遇ぶりは明らかだ。
 面会の報告を首相にしていないと述べた答弁についても、国家戦略特区という安倍政権の看板政策なのに、一言も報告を上げないのは不自然との見方が元官僚らからも出ている。
 加えて、柳瀬氏が「本件は、首相案件」と述べたとされる愛媛県文書の内容を否定したことについては、中村時広知事が「全ての真実を語っていない」などと批判している。
 だが首相は、14日の衆参予算委員会集中審議で柳瀬氏の答弁を擁護し、面会や報告の件を問題にせず、愛媛県文書との矛盾が指摘されても「誠実に答弁した」などとかわし続けた。
 これでは「加計ありき」の疑惑は払拭できないどころか、「うみ」がたまるだけではないか。
 共同通信の世論調査では、柳瀬氏の国会での説明に対し「納得できない」が75%に達した。
 なのに首相は、言葉とは裏腹に一貫して真相解明に消極的だ。野党が中村知事や学園の加計孝太郎理事長の国会招致を求めても「国会が決めること」と突き放し、指導力を発揮しようとしない。
 そもそも首相の関与が疑われるのは、加計氏と長年の友人であるからだ。自民党国対筋からは集中審議後、「新事実は出なかった」と幕引きを図る声が出ているが、疑惑を残したまま終わるわけにいかない。
 首相は、新設された獣医学部の入試倍率が20倍に上ったと強調し、「若い人たちの希望をふさいでいたゆがめられた行政を正した」と開き直りともとれる発言を重ねた。
 だが問題は、獣医学部新設の決定過程が公平、公正に行われたかの一点にある。はぐらかしてはならない。


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