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佐賀新聞/2018/2/13 6:05
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/180880

自民党総裁選の動き/安倍政治を総括する場に

自民党内で、秋に予定される総裁選に向けた動きが強まりつつある。
 ポスト安倍の有力候補である石破茂元幹事長が立候補の準備を着々と進め、初の女性総裁候補とされる野田聖子総務相も2015年の前回は断念した初出馬に強い意欲を示す。
 一方、第3派閥の額賀派(平成研究会)で55人のうち21人を占める参院側の退任要求を受けて額賀福志郎会長が退任する意向を固める事態となった。安倍晋三首相の出身派閥である細田派と岸田文雄政調会長が率いる岸田派の中堅、ベテラン議員が会合を持つなど派閥の動きも活発化している。
 安倍首相の総裁としての任期は9月まで。第2次安倍内閣発足から5年9カ月の時点だ。総裁選では理念や政策を巡る論争よりも権力闘争の色合いが濃くなりやすい。しかし、選挙戦となれば、勝者が誰であれ自民党が自らの手で安倍政治を総括する格好の場となり得る。
 安倍首相が提唱する憲法9条改正案や消費税率引き上げを2回先送りした経済財政運営の在り方について真剣な論争を展開できるよう石破氏ら、各派閥は今から準備を進めるべきだ。
 ここに来て、額賀派で派閥の主導権を巡る対立が激化したのは総裁選が近づいてきたからだ。額賀氏が安倍首相サイドと何ら駆け引きもないまま早々に3選を支持する姿勢を示したことなどに対して、かねて額賀氏の派閥運営に不満を持っていた参院側が反発した。
 派閥の合従連衡が横行する総裁選は、数合わせに終始し、理念や政策が棚上げされる傾向がある。
 典型的だったのが前回総裁選だった。外相ではあったが、理念、政策で安倍首相と距離があるはずの岸田氏や、野党時代の12年総裁選で敗れたものの地方票では過半数を得て、有力な対抗馬と目されていた石破氏が安全保障関連法案が審議中であることなどを理由に出馬しなかった。
 全7派閥が首相の再選を支持し、「自由闊達(かったつ)な開かれた議論が必要」と立候補を目指した野田氏は安倍首相サイドの切り崩しなどもあり、必要な推薦人20人を集められず断念、無投票となった。
 この結果、安倍首相に対抗する勢力は事実上、なくなり「1強」状態が自民党内でも決定的になり、永田町、霞が関に安倍官邸に対する「忖度(そんたく)政治」が一気に広がった。
 今回は戦う意思を示している石破氏は自身の派閥で行った憲法や主要政策に関する議論をまとめた書籍を1月末、出版した。編集後記で「執行部に物を言い、自由闊達な議論を保証する上で中心的役割を果たす」と決意を示している。
 戦力不保持などを定めた9条2項を維持した上で自衛隊の存在を明記する安倍首相の改憲案を疑問視するなど対抗軸も打ち出した形だ。
 野田氏については安倍首相が「閣内にあろうがなかろうが、われこそはと手を挙げていただければいい」と立候補を容認している。野田氏は今後、推薦人確保に乗り出すことになる。
 主要閣僚に続いて党三役として安倍首相を支え続ける岸田氏は態度を鮮明にしていない。出馬するにしてもしないにしても安倍政治をどう見るのか明らかにすべきだ。
 総括なき続投だけは避けなければならない。(共同通信・柿崎明二)


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