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福島民報/2017/12/7 12:05
http://www.minpo.jp/news/detail/2017120747392

お達者度/市町村での活用次第

 県民の健康状態の新たな指標「お達者度」が登場した。65歳から元気で自立して暮らせる期間を、県の依頼を受け福島医大健康増進センターが市町村別に算定した。毎年公表される数値を活用して、県や市町村は今後、住民の健康増進対策に生かす。医療費や介護費の抑制につながる期待があるが、何よりも住民の健やかで心豊かな生涯の形成に役立てたい。
 最近は「健康長寿」に関心が高まっている。健康上の理由で日常生活が制限されない期間をいう。お達者度は65歳を起点としており、市町村単位で人口や要介護認定者数などから計算する。
 今回は2013(平成25)年を中心にした統計資料を基に算定した。それによると達者でいられる期間は、県全体で男性17・01年、女性20・35年だった。市町村別表を11月18日付の本紙で紹介し、県のホームページでも掲載している。不健康な期間も示された。この期間をどう短くしていくかが、これからの課題だ。
 お達者度を既に取り入れている静岡県は市町の順位付けをしている。上位の特徴に、運動の習慣がある人、大豆製品を食べる人、緑茶を飲む人が多く、喫煙経験や肥満の人が少ない-などを挙げる。本県でも数値が蓄積されれば、どうしたら延伸できるかヒントを得られる。
 順位付け公表には消極的な考えもあるようだが、上位の住民の習慣などに、他が関心を寄せることで健康意識の向上につながる。行政にとっては施策の見直しや目標にできる。今回、男性は三春町、本宮市、南相馬市など、女性は南相馬市、喜多方市、矢吹町などでお達者度が長かった。
 先月末に発表された県の県政世論調査の結果によると、心身の健康づくりでは「何かしたいが、ほとんど実践できていない」が43・2%、「特に何かしたいとは思わない」が21・7%。実践できない理由は「仕事や家事などで時間がない」や「実践する機会がない」などの回答が多かった。実情は楽観できない。
 県は県民の健康長寿の実現に向け、食事、運動、社会参加の3つを柱に県民運動を展開している。お達者度の公表は市町村の背中をさらに押した形になった。運動の広がりや定着が期待できそうだ。企業の理解も必要だ。従業員の生活習慣の改善を応援する積極的な取り組みがほしい。もちろん個々人が「分かっているけど、なかなか-」を自分のために返上することが、お達者度を押し上げる一番の力になる。(多田勢子)

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