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陸奥新報/2017/12/7 10:05
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2&ロシア・ドーピング「選手を裏切る過ち繰り返すな」

ロシア・ドーピング「選手を裏切る過ち繰り返すな」

 国際オリンピック委員会(IOC)が、国ぐるみのドーピング(禁止薬物使用)を指摘されていたロシアのオリンピック委員会を資格停止とし、来年2月の平昌冬季五輪への選手団派遣を認めないことを決めた。長い歴史を持ち、世界中の注目を集める五輪の信頼を維持するには当然の判断だ。
 残念ながら、スポーツ界ではドーピングが発覚して大会のメダルを剥奪されるケースが後を絶たない。選手一人によるものであっても許されるものではなく、組織的なものであれば事態は極めて深刻と言わざるを得ない。ロシアは2014年のソチ冬季五輪で獲得したメダル33個のうち11個が剥奪の対象となった。
 ましてや、ロシアは旧ソ連時代からメダルを量産してきたスポーツ大国だ。本来ならば、他国の模範となるべき立場にあり、組織的なドーピングなどはあってはならない。
 ロシアはフィギュアスケートなど多くの競技で有能な選手を輩出しており、参加できない選手が相次いだ場合は大会全体のレベルに大きな影響が出るのは必至。4年に1度の祭典が盛り上がりを欠くものになってしまっては、競技を観戦するわれわれにとっても残念だ。
 IOCの今回の決定では、過去に違反歴がなく、潔白が証明された選手に限り、五輪旗の下で「個人資格」で参加することを認めた。ロシア選手の全面排除も懸念された中で一つの救いにはなった。ただ、表彰式などでは国歌の使用を認めず、五輪賛歌で代用するという。
 母国の旗の下で競技に臨むことができない選手の落胆はいかばかりか。国の威信を懸けて競技するプレッシャーは非常に大きなものであろうが、それは励みでもあろう。競い合う選手たちを見るわれわれの心を熱くするのは、それが国同士の勝負であることも大きく影響しているのではなかろうか。
 ロシアもソチ五輪に国の威信を懸けて臨まなければならなかったのであろうが、その方策を誤った。同国の関係者はIOCの決定を「不公平。わが国の国旗が見られない五輪など活気がなく、退屈だ」などと批判しているが、そのような状況を招いたのは自国であり、まずは反省の弁があってしかるべきだ。
 今回の件で最大の被害者は潔白なロシア選手たちだ。自国の旗の下で参加できないことを最も悔やんでいるのも彼らなのではないか。スポーツ界で申し分のない実績を残し、これからも重要な役割を担わなければならないであろうロシアは自らの立場を強く自覚し、潔白な選手を裏切る過ちを繰り返してはならない。
 20年に東京五輪を控える日本は、大会招致に際して「クリーン」を訴えて共感を得た。ロシアの過ちを他山の石とし、自国選手のドーピング防止やクリーンな大会運営に努めたい。


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