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南日本新聞/2017/12/7 8:06
http://373news.com//_column/syasetu.php?storyid=88931

羽生永世7冠/歴史的快挙たたえたい

 将棋の羽生善治棋聖が通算7期目の竜王を獲得し、「永世竜王」の資格を得た。永世称号制度のある7タイトル全てで称号を手にする「永世7冠」を、史上初めて成し遂げたことになる。  第30期竜王戦7番勝負の第5局という大一番の舞台となったのは指宿市だ。  祖父が種子島出身の羽生竜王は、永世7冠について「ゆかりのある鹿児島の地で達成できてうれしい」と語った。将棋ファンはもちろん、県民に感動が広がる歴史的な快挙である。  将棋の竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖の7タイトルでは、それぞれ規定のタイトル数を獲得した棋士に永世称号が与えられる。  羽生竜王は1989年に初タイトルとして19歳で竜王を獲得して以来、96年には史上初めて全7冠を独占した。その後も勝利を積み重ねて2008年までに六つのタイトルで永世称号を得たが、永世竜王だけが残っていた。  生涯で1期でもタイトルを獲得できる棋士は限られている。永世称号ともなれば最高峰の力を長年維持する必要があり、極めて難易度が高い。  今回で獲得タイトルを歴代1位の通算99期とした羽生竜王は桁外れな存在というほかない。ライバル棋士たちが偉業を一様に称賛したのは当然だろう。通算タイトル100期の達成も注目したい。  一方で、47歳という年齢的な衰えがささやかれているのは事実だ。今年は王位戦で25歳、王座戦で29歳の棋士にそれぞれタイトルを奪われ、04年以来の1冠に後退していた。  それでも、永世竜王をかけた大一番では本領を発揮した。08年と10年の挑戦ではね返された渡辺明前竜王を相手に、積極的な指し回しを貫いた。集中力と勝負度胸が健在であることを見事に証明したといっていい。  最近はコンピューターソフトによる戦術研究が進み、プロ棋士間でもこれまでの定跡にない対局が多くなったという。  羽生竜王は「ついていくのが難しい」と語りつつ、若手と最新形でぶつかり合っている。勝負強さの秘訣(ひけつ)は変幻自在の柔軟性と、あくなき探究心だ。たとえ敗れても素早く気持ちを切り替える懐の深さも大きな強みだろう。  今年は6月に藤井聡太四段が、プロデビュー以来29連勝して将棋界の記録を塗り替えた。今後、32歳年上の羽生竜王とタイトル戦で対局する可能性もある。  第一人者と台頭著しい新星の名勝負に期待が膨らむ。


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