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南日本新聞/2017/11/14 8:05
http://373news.com//_column/syasetu.php?storyid=88386

鹿県方言週間/価値見直すきっかけに

 今週は「鹿児島県方言週間」だ。方言に対する関心と理解を深め普及促進を図る目的で、今年制定された。県は11月を「文化芸術に親しむ月間」と定めており、その第3週に当たる。  三反園訓知事と県民が語り合う車座対話で、出席者から提案があったという。背景には、県内各地で方言があまり使われなくなり、「このままでは廃れてしまう」という危機感がある。  世代を超えて受け継がれてきた方言は、地域の文化であり宝だ。方言週間をその価値を見直す契機にしたい。  南北600キロに及ぶ県土では、一口に鹿児島弁と言っても地域によってさまざまだ。奄美群島の方言は島口と呼ばれる。  こうした言葉は、独特の単語や言い回しからイントネーションまで味わい深い。県外から鹿児島空港に降り立って、耳に入ってくる鹿児島弁に「故郷に戻ってきた」とほっとした経験のある人は少なくないだろう。  鹿児島ではかつて、教育現場で方言を使うことが禁じられた時期もある。  最近は若い人を中心に理解できない人が増えている。標準語教育に加え、テレビの影響は大きい。家族形態のほとんどが核家族化したことも要因とみられる。  従来、方言は祖父母ら高齢者と同居していたり、地域社会で高齢者と交流したりすることで受け継がれてきた。そうした場がめっきり少なくなっているのだ。  方言の衰退を食い止めるため、県内では10年ほど前から民間団体の活動が盛んになってきた。  せりふに方言を使う劇団や民話を読み聞かせる団体などが普及に取り組んでいる。2009年からは鹿児島弁検定も実施されている。  大島地区文化協会連絡協議会は07年度に2月18日を「方言の日」と定めた。条例をつくった与論町や伊仙町をはじめ、奄美各地で継承活動が行われている。  鹿児島市は本年度、希望する小中学校に鹿児島弁の普及などに取り組む文化団体を派遣する事業を始めた。  方言継承の動きは、少しずつ大きくなっており心強い。  方言週間の初日は鹿児島市で「第1回方言週間フェスティバル」が開かれた。期間中は鹿児島弁を使う劇団が小学校などで出前授業を行う。県は主に民間活動の広報に携わっている。  方言は特定の個人に伝承できても、広く地域に普及させることは難しい。官民が協力して、息の長い活動を続ける必要がある。


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