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南日本新聞/2017/10/12 8:05
http://373news.com//_column/syasetu.php?storyid=87631

新燃岳噴火/注意深く活動見守ろう

 鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳がきのう噴火した。噴火は2011年9月7日以来、約6年ぶりである。
 気象庁は、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。レベル3に上げるのは13年10月以来だ。
 山体の膨張が続いているため、今後さらに活動が活発になる可能性があるという。
 火口から約2キロの範囲では大きな噴石が飛散したり、火砕流が発生したりする恐れがある。風下側では、火山灰や小さな噴石が流されてくることもある。厳重な警戒が必要だ。
 鹿児島、宮崎両県の霧島連山7市町の首長らでつくる「環霧島会議」が、防災マップを作成するなど火山災害に備えてきたことは心強い。国や県などとともに結束して取り組んでもらいたい。
 噴煙は約300メートルまで上昇し、宮崎県高原町などで降灰が確認された。今後、市民生活などに影響が出る可能性がある。
 火山活動の先行きが見通せなければ住民は不安だ。こういうときこそ、冷静な判断と対応が求められる。気象台の出す火山情報や自治体の発表に注意してほしい。
 新燃岳は11年1月26日、約300年ぶりに本格的なマグマ噴火を起こした。爆発的な噴火による空振で、観光施設の窓ガラスが割れるなどの被害が出たのは記憶に新しい。噴火はその年の9月まで断続的に起きた。
 今年9月下旬から火山性地震が増え、今月に入って地下でマグマや熱水が移動して起こるとされる火山性微動も観測された。
 このため、気象庁は5日にレベル1(活火山であることに留意)から2に引き上げていた。
 大規模な火山災害につながる恐れが出てくれば、避難をいつ始めるかという課題も浮上する。
 噴火警戒レベルは4が「避難準備」となる。11年の新燃岳噴火では、レベル3の段階で高原町は住民に避難勧告を出した。
 この判断については、専門家から「過剰な対応だ」といった指摘があった。それでも最優先されるべきは住民の安全だ。日ごろからさまざまな取り組みを検討しておくことが欠かせない。
 秋の行楽シーズンを迎え、観光への影響を懸念する声が上がるのは当然だろう。6年前にホテルなどの宿泊施設でキャンセルが相次いだからだ。
 事情を知らない観光客が鹿児島、宮崎というだけで避けることも考えられる。観光業界や行政が連携し、通常営業している実態や安全対策を発信する必要がある。


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