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岩手日報/2017/8/13 12:05
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2017/m08/r0813.htm

スポーツ合宿誘致/戦略的取り組み強化を

 昨年の岩手国体の盛り上がりは記憶に新しい。2019年ラグビーワールドカップの釜石開催も控え、県民のスポーツに対する関心は高まっている。そうした中、各地でスポーツを通じた地域振興の取り組みが進んでいる。 
 2020年東京五輪の事前合宿や大学・実業団の合宿誘致、競技スポーツの強化に向けた助成措置の新設、施設の拡充や充実などに自治体と関連団体が知恵を絞る。既存産業との融合やプロスポーツを核とした関連産業の育成、経営面に携わる人材育成を含めて戦略的に取り組みたい。有望な成長産業としての可能性を秘めているからだ。
 合宿の誘致は、交流人口の拡大や住民がスポーツに取り組むきっかけとなる。金ケ崎町は、町内でスポーツ合宿を行う町外団体を対象とした補助金を創設した。盛岡市は東京五輪の事前キャンプの誘致に力を入れる。八幡平市ではラグビートップリーグチームの合宿が行われ、市はW杯のキャンプ地誘致をにらむ。
 さらに、盛岡広域の8市町村はキャンプ誘致や五輪選手輩出を目指し「盛岡広域スポーツコミッション」を設立した。広域での取り組みは、スポーツ施設や温泉・宿泊施設を効率的に活用できることが大きな利点となる。
 北上市も市や競技、観光、経済団体など13団体で構成する「スポーツリンク北上」を立ち上げた。県も17年度から「スポーツ振興戦略推進事業」を展開。秋には「いわてスポーツコミッション」が設立される見通しだ。積極的に情報を発信して実績を積み上げたい。
 サッカーJ3のグルージャ盛岡はホームタウンに北上市を追加。釜石も加える方向で検討が進む。プロスポーツは継続的な経済効果が期待できるだけに、チームと地域が相互利益を得られるような仕組みの構築が鍵になる。
 宿泊を伴う観光客25人、日帰りなら80人で定住人口1人分の年間消費額に相当するとされる。1泊のスポーツ合宿で年間千人を受け入れれば、人口が40人増えるのと同じほど地域経済を潤す計算だ。
 本県では1993年にアルペンスキーの世界選手権を開催。関連道路の整備などが行われたが、その後はスキーブームの終息や余暇の多様化などでスキー客は激減。競技者も増えず、大会の「遺産」が引き継がれているとは言い難い。長期的な戦略を欠いていたことや、他競技との連携不足が一因ではないか。
 同じ轍(てつ)を踏まないためにも、今後は各地で始まった事業や施策を長期的な視野に立って効果的にマネジメントしていくことが重要になる。そのための人材育成も必要となろう。     


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