main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

名寄新聞/2017/6/19 20:05
http://www.nayoro-np.com/kankodori/2017-06-19.html

淡い光の訴え

ホタルは北海道の初夏の風物詩。その年の気象条件で異なるが、道北地方では7月初旬から8月にかけてが淡い光を見せてくれる。しかし、近年はますますその姿を見るのが難しくなった▲幼いころの記憶。下川の観光名所、万里の長城付近はその昔、谷井坂(やついざか)と呼ばれた。現在は道道下川愛別線が直線化されているが、当時は丘陵地に沿って道路がカーブ▲買い物からの帰り、夜道を1人で歩いていて見たホタルの乱舞が記憶に残る。地上2、3メートルの高さを悠々と舞っている。その数、何千匹。晩秋に路上で舞うユキムシ(正式にはアブラムシ)とそっくりの情景だ▲ホタルは清流では生息できず湿地、水田などを好む。餌となるイワニナ、アラガイ、ヒメタニシなど餌の生息が必要。当時、周辺地域は水田地帯。ホタルが生息するには絶好の環境だったのだろう▲それが数年もしない間にほぼ絶滅状態となった。研究者たちが指摘するのは農薬の普及、河川改修による小川のコンクリート化など環境の変化。要するに人間の営みがホタルを追いやってしまったことになる▲人間が気付かないわずかな環境変化にホタルは敏感。急激な減少は、人間へのある種の訴えか。下川にはまだ、若干のホタルの生息地域がある。班渓、一の橋地区など。今年はどんな輝きを見せてくれるか。

コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて