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長野日報/2017/6/18 6:05
http://www.nagano-np.co.jp/articles/18347

クマに注意/単独での入山は控えよう

 今年もクマに襲われる被害や目撃情報が各地で後を絶たない。5月には秋田県でタケノコ採りの女性が襲撃されて死亡し、今月に入ってからも栃木県や青森県などで人身被害が相次ぎ、14日には山梨県都留市で男性が襲われた。これからの季節はキャンプなどのレジャーを楽しもうと山や登山に出掛ける機会も増える。入山する際はクマとの遭遇を避けるための対策が欠かせない。
 県内は今のところ、人身被害の報告はされていない。だが、茅野市内で今月初旬、養蜂場の巣箱が荒らされているのが見つかり、伊那市西春近では5日連続で目撃情報が寄せられた。飯島町や中川村でも住民からの通報があり、周囲の住民が警戒を強めている。12日には、大町市のJR大糸線で体重150キロの成獣と電車が衝突する事故も起きた。
 県鳥獣対策・ジビエ振興室によると、県内は昨年に比べると目撃件数は少なめで、人里での出没情報も昨年の半分以下と落ち着いている状況という。とはいえ、油断は禁物だ。この時期のクマは好物のサクラ類やキイチゴなどの食べ物を求めて、山中を活発に動き回っている。
 クマ対策では、気になる事例があった。秋田県でタケノコ採りの最中に襲われて死亡した女性や襲われた人の中には、クマを遠ざける効果があるとされるクマよけの鈴を身に付けており、従来の対策を疑問視する声が出始めている。新しい世代のクマは人里に下りる機会が増えるのに連れて、以前のように人間を恐れなくなった―と警鐘を鳴らす専門家もいる。
 近年人里に出没するようになったのは、人間社会が招いた災いともいえる。沢沿いやキャンプ場に捨てられた食べ残しや、畑に放置された収穫物の残りに味をしめ、結果として人里に呼び寄せる原因をつくっている。里山が荒れ、耕作放棄地が増えていることも行動範囲を拡大させた。
 これから秋にかけて、山菜採りなどに出掛ける人も多くなるが、単独での入山は厳に慎みたい。例年7~9月は目撃情報が多くなる。クマよけの鈴を付けていれば大丈夫という過信も禁物だ。複数で山に入り、声を出し合って行動すれば不幸な遭遇を回避できる。生ごみを処理するなど人里に近寄らせない対策も講じたい。


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