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徳島新聞/2017/4/21 10:05
http://www.topics.or.jp/editorial/news/2017/04/news_14927358395759.html

県農産物安全認証  優位性を生かす好機だ

 徳島を含む国産農産物のブランド力発信へ、絶好の機会が3年後に訪れる。2020年東京五輪・パラリンピックである。
 
 選手村の食堂で提供できる農畜産物の基準が、3月末に決まった。
 
 それは▽安全性に関する生産管理の国際規格「グローバルGAP(ギャップ)」▽日本版GAP▽農林水産省のガイドラインに準じた都道府県などの制度―で生産管理が確認された作物だ。
 
 農水省によると、基準に合う都道府県版GAPを持っているのは、徳島など5県だけだ。先行する徳島の優位性を生かし、着実に競争力を強化しなければならない。
 
 安全、味、新鮮さ―。五輪の食材調達基準に、それ以外の要素も求める流れが鮮明になったのは、12年のロンドン大会からである。東京大会も、環境や労働条件に配慮した「持続可能性」が基準に明記された。
 
 GAPは作物の安全性だけではなく、農薬による水質汚染のリスクや、危険な作業の把握など多くの項目が審査される。審査項目が少ない県版GAPでも、最大で99項目に上る。
 
 こうしたGAPの取得が五輪開催時の食材提供の条件になることは、以前から予測されていた。
 
 しかし、国際規格と日本版を合わせても、取得済みの産地は数%しかないとみられる。都道府県版の導入県も少ない。コストや作業の負担の大きさが主な原因で、五輪での国産食材の供給が不足する恐れも指摘されている。
 
 手間をかけてGAPを取得しても、単価に反映されないという課題もある。このため、徳島県は本年度、GAP取得農場や、環境に優しい農業に取り組むエコファーマーなどによる作物を、もっと手に取ってもらうキャンペーン事業を行う。
 
 消費者が積極的に選ぶようになれば、需要が伸び、価格向上の可能性も出てくる。徳島の、こだわりの農業の裾野を広げていくためにも、実効性のある事業にしていくことが大切である。
 
 国際的な競争力を高めるのも重要だ。
 
 現在、900の個人・法人が県版GAPの認証を取得している。これを、よりレベルの高いグローバルGAP取得の一歩として活用したい。
 
 輸出などの海外展開を進めるには、県版や日本版ではなく、国際取引での信用性が高いグローバルGAPの取得が強い武器になる。
 
 グローバルGAPの認証取得は県内でまだ3件しかない。県は生産者のステップアップを積極的に促し、支えてほしい。
 
 五輪への食材提供によって国際戦略を展開する道も開ける。農業の浮沈を左右する要素の一つともいえよう。
 
 五輪開幕まで3年余り。GAP導入先進県として、取り組みを加速させなければならない。


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