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南日本新聞/2017/4/21 8:05
http://373news.com//_column/syasetu.php?storyid=83763

「知覧茶」統一/世界のブランド目指せ

 南九州市で生産・加工される茶の銘柄が新年度から「知覧茶」に統一された。
 同市は栽培面積、荒茶生産量ともに市町村単位で日本一を誇る全国屈指の茶どころだ。
 しかし、茶の消費は低迷しており、これにどう歯止めをかけ、今後の茶業発展につなげるかが大きな課題だ。
 こうしたことから、「知覧茶」「頴娃茶」「かわなべ茶」と3地区ばらばらだった銘柄を統一し、質と量を備えた新生・知覧茶として売り出す。
 ブランド力を高め、国内にとどまらず海外にも展開することを目指した戦略である。結束し商圏を広げることが求められよう。
 統一に向けた協議は2007年の南九州市誕生を受け、市茶業振興会などで進められてきた。
 合併から10年をへて、ようやく出発点に立ったといえる。統一は長年の課題だっただけに、生産者や関係機関の感慨はひとしおに違いない。
 40年以上前から小売りに力を入れ、知名度を築いてきた知覧に対し、茶商や茶市場への荒茶出荷が柱だった頴娃と川辺。3地区の特徴を端的に言えば、こうなろう。
 統一には「希少価値がなくなる」などの根強い慎重論もあったという。
 しかし、他の銘柄より知られる知覧茶の規模を大きくし、市場価値を高めることが産地のメリットになると最終的に判断した。将来を見据えた統一であり、評価できる。
 具体的な動きも始まった。宣伝用のロゴマークづくりもその一つだ。3枚の葉で3地区を表し、開聞岳と空と海をあしらった。自然や南九州の美しさを伝える。
 今秋をめどに、英語やフランス語などで表記する海外向けのホームページも立ち上げる。問い合わせなどには丁寧に対応したい。
 消費者の好みに合わせた商品開発も重要だ。
 せん茶だけでなく、玉露やウーロン茶、てん茶(抹茶の原料)、紅茶など多種多様な商品づくりに乗り出している。有機茶のニーズにも応える生産体制づくりを進めており、期待は大きい。
 観光と連携した「知覧茶の郷づくり」も注目される。いろいろな茶が飲める茶屋や茶摘みなどができる施設を設け、交流人口を増やそうという構想だ。
 南九州市の荒茶生産量はここ数年、1万1000トン以上を維持している。県内の約半分を占めるが、今後は後継者育成などが大きな課題という。銘柄統一で培った力を発揮してほしい。


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