main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

陸奥新報/2017/3/18 12:05
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2&弘前城の石垣解体「一層の態勢強化で魅力発信を」

弘前城の石垣解体「一層の態勢強化で魅力発信を」

 弘前城本丸の石垣解体がいよいよ4月9日からスタートする。現場となる内堀では、解体に向け、16日から足場の設置作業が始まった。
 石垣の解体をより間近でじっくり見学してもらおうと設置が進められていた、展望デッキもほぼ完成し、今月下旬から供用開始となる。桜前線の北上とともに世紀の大改修の要となる工事に向けた準備が着々と進み、春の観光シーズンを迎える弘前公園は早速、多くの人でにぎわいそうだ。
 石垣修理は本丸石垣のはらみに伴う崩落を防ぐために行う。修理を前に2015年には天守を本丸中央部へと約77メートル移動した。天守を曳屋(ひきや)しての石垣修理は明治~大正期以来、約100年ぶりの作業となる。
 解体範囲は、天守台真下から本丸東面にかけての約100メートルと南面約10メートル。4月9日から解体が始まるが、天守台1段目の隅石から2、3石目辺りの石から取り外していく。順次作業を進め、今年11月までに石垣全体の6~7割の解体を済ませたい計画だ。解体は18年度末までに完了予定で、この後19年度からは積み直す作業に入る。
 取り外した石を、崩れることなく長い歳月に耐えうるように積み直す作業も、かなりの技術を要するものと思われる。今回の解体作業に当たっては、石のあった場所が分かるよう2518個の石に番号を付けており、どの部分が隣接する石と接していたかを正確に記録しながら作業を進める。
 積み直しの際の工法はまだ決まっておらず、現代工法や伝統的工法も視野に入れつつ検討するようだ。平成の大改修は、どのような方法になるのか非常に興味深い。
 いずれにしても、石垣解体は“世紀の大改修”と言うにふさわしく、どの工程を見ても大掛かりな事業であることは言うまでもない。明治~大正期に行われた大改修とはまた違った平成の大改修を存分に楽しみ、同時にさまざまな方法で後世に伝えていきたいものだ。
 弘前公園では、園内の桜開花予想の目安となっているマルバマンサクが15日に開花した。これを受け17日には1回目の桜開花予想が発表され、外堀は4月22日、園内は同23日にそれぞれ開花する見通しで、平年並みの予想。今後の天候次第で変わるが、このまま推移すると4月下旬のゴールデンウイーク前半にちょうど満開を迎えそうだ。
 石垣解体という新たな観光資源と“日本一”を誇る桜、その桜を楽しむ弘前さくらまつりが100年目の節目を迎えるという話題が多い今年は、これまで以上の集客力を期待できるのは間違いない。外国人観光客も増えており、受け入れ態勢を一層強化しながら、観光都市弘前の魅力を発信したい。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて