main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

長野日報/2017/3/12 6:05
http://www.nagano-np.co.jp/articles/14408

改正道交法施行/高齢者の事故、未然に防止

 75歳以上に対する運転免許制度が見直され、認知症の機能検査が強化される「改正道路交通法」がきょう12日から施行される。全国で高齢ドライバーによる痛ましい事故が後を絶たない。高齢者が起こす事故原因は認知症だけにとどまらないが、法改正により潜んでいる危険を事前に取り除き、事故防止につなげてほしい。
 認知機能検査は、これまで3年に1度の免許更新時に義務付けられていた。改正道交法では、検査で「認知症の恐れあり」とされれば、医師の診断を義務付けた。発症しているとの診断が下れば、免許取り消しか停止となる。
 認知機能の低下が表れやすいとされる「信号無視」や「一時不停止」「逆走」など特定の18項目で違反した場合も同様で、免許更新時に関係なく、改めて検査を受けなければならない。
 誰でも年齢を重ねれば、視力は衰え、耳が遠くなる、運動機能も低下してくるし、運転中の歩行者への注意や判断も瞬時に行うことが難しくなってくる。こうした身体機能の低下は個人差があり、もちろん年齢だけで判断することはできない。
 厄介なのは、高齢者にありがちな過信運転だ。運転技術に自信を持っている高齢者は意外と多い。年代別では75歳以上が最も高く、5割超が「自信がある」と回答した調査結果もあるほどだ。長年の運転経験と過去に事故を起こしていない自負も手伝って、自分は大丈夫―という過剰な自信につながっていないだろうか。
 信号機のない交差点や通い慣れた道路では、これまでの経験から対向車が進入してきたり、歩行者が飛び出してきたりすることはないだろう―といった誤った認識が事故につながるケースが多い。運転操作の単純なミスで重大事故を起こす事例も目立つ。
 身体機能の衰えは自分自身では気付きにくいものだ。家族が定期的に同乗する機会を持ち、標識や信号を見落とすような“ヒヤリ運転”をしていたら、本人とよく話し合ったうえで運転をやめるよう諭すことも重要だ。事故の加害者にさせないためにも家族の果たす役割は大きい。
 免許を自主返納する環境も徐々に整ってきた。課題はマイカーに代わる交通手段の確保であり、社会全体に課せられた宿題だ。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて