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富山新聞/2021/1/31 2:05
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?県内の自殺者増加 目立つ女性、孤立防ぎたい

県内の自殺者増加/目立つ女性、孤立防ぎたい

 2020年の富山県内の自殺者数が前年より31人増えて217人に上り、増加率16・7%が都道府県別でワースト1位となった。新型コロナウイルス禍が広がった昨年は全国の自殺者数も09年以降続いていた減少傾向が増加に転じたが、それでも平均増加率は3・7%で、富山の大幅な伸びが際立つ。
 県内の傾向で目立つのは月別で10月27人、11月16人と例年少ない秋期に2倍前後増えたことや、女性が前年比15人増の65人と高水準になった点だ。わけても全国傾向の特徴と重なる女性の増加が気になる。厚労省は全国で女性の自殺者が増えた要因としてコロナ禍に伴う失業、減収などの経済的な困窮や外出自粛によるストレスなどが影響したとみており、夏から秋にかけて続いた著名人の自殺も関係した可能性を挙げている。
 今回の統計は警察庁がまとめた速報値で、詳しい分析は3月の確定値まで待たねばならないが、県内では共稼ぎ率や女性就業率が高い事情も絡んでいるのでないか。
 昨年の全国の自殺者2万919人のうち、男性は135人減の1万3943人で11年連続減少したが、女性は885人増の6976人と過去5年で最多となった。厚労省によると、コロナ関連の解雇や雇い止めは15日時点で約8万人に上り、非正規が約65%を占める。中でも飲食・宿泊業が大きな打撃を受けるなど女性の多い分野にしわ寄せが及んでいる。失業率と自殺率が強い相関関係にあることは以前から指摘されており、行政は雇用確保や就業支援に一段と力を入れてほしい。
 厚労相指定法人いのち支える自殺対策推進センターは長引くコロナ禍で自殺要因となる雇用、暮らし、人間関係の問題が悪化していると警鐘を鳴らしている。勤勉で責任感の強い人ほど悩みを抱え込み孤立化する傾向にある。家庭や職場、地域で異変に気づいたら声掛けをしてほしい。話を聞いたり、相談機関につなぐ手助けが命を救う糸口になる。自殺はその多くが防ぐことのできる社会的問題という。各種相談窓口を通じ、窮地に立つ人たちをサポートするとともに、社会全体で自殺リスクを低減していきたい。


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