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神戸新聞/2021/1/15 6:05
http://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/202101/0014006309.shtml

コロナ禍の入試/受験生を社会で支えよう

 今年も入試シーズンが本格化する。16、17の両日には、大学入試センター試験の後継となる第1回大学入学共通テストが行われる。全国で約53万5千人、兵庫県内では2万4千人が臨む予定だ。
 新型コロナの感染拡大で、首都圏に続き兵庫を含む7府県に2度目の緊急事態宣言が発令された。政府の対応は後手に回っており、ただでさえ不安な受験生や保護者らが一層心配になるのは当然である。
 試験会場となる大学はもちろん、公共交通機関や宿泊施設などにも感染防止策の徹底ときめ細かな対応が求められる。
 高校や私立中学などの入試ももうすぐ始まる。県境を越えて移動する受験生も多いだろう。これまでにない異例ずくめの「関門」に挑む生徒たちへの配慮が欠かせない。
 社会全体で支える姿勢が必要だ。何より受験生には、これまで通り体調管理に努め、持てる力を本番で発揮してもらいたい。
 今回の共通テストはコロナ対策の一環で追試を受けやすい仕組みになっている。
 試験当日でも追試の申請ができる。コロナ感染の有無が分からない場合でも、体調に不安があれば無理をせず試験会場の大学に連絡してほしい。自分自身だけでなく、周りの受験生を守るためでもある。
 万が一、会場に着いてからせきやのどの痛み、下痢などの症状が出たら、医師が別室受験か追試かを判断する。16、17日の追試は、30、31日に予定されている。
 2月から順次始まる私立大入試や国公立大の2次試験では、感染拡大の状況次第で延期したり、試験そのものを中止したりするケースが出てきそうだ。
 現時点で多くの大学は「変更があれば随時発表する」との表現にとどまるが、できるだけ早めに受験生に知らせるのが望ましい。大学側は対応窓口を拡充するなど、例年以上に丁寧な告知に努めてほしい。
 今の高校3年生は、コロナ禍の前から入試改革に翻弄(ほんろう)されてきた。
 共通テストは当初、英語の民間試験活用や、国語と数学の記述式問題導入が予定されていた。これらは政治主導の改革の目玉だったが、制度設計のずさんさから実施1年前の一昨年12月に中止が決まった。
 文部科学省は英語試験や記述式のあり方について専門家による議論を続けている。再び混乱を招くような事態は許されない。教育現場の声にしっかり向き合うべきだ。
 今年の入試終了後には、速やかに課題を洗い出す必要がある。公正で安全な入試の実施に向けて、改善の取り組みを進めねばならない。


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