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神戸新聞/2020/12/23 6:05
http://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/202012/0013958069.shtml

安倍前首相聴取/公開の場で国民に説明を

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に開いた夕食会の費用を補填(ほてん)したとされる問題で、東京地検特捜部が安倍氏本人を任意で事情聴取していたことが分かった。
 特捜部は、政治資金規正法違反(不記載)の罪で後援会代表の公設第1秘書を略式起訴する方針だ。安倍氏は関与を否定しているとみられ、不起訴となる公算が大きい。
 首相経験者が、在任中の「政治とカネ」の疑惑で捜査当局の聴取を受けるという重大な事態である。たとえ不起訴となっても、国会で事実と異なる答弁を繰り返した安倍氏の政治責任は免れない。
 安倍氏は捜査終結後、国会招致に応じる意向という。与党内には非公開の議院運営委員会理事会への出席で収めようとする動きがあるが、予算委員会など公開の場で国民に説明するべきだ。
 夕食会は、安倍氏が首相に返り咲いた後の2013~19年、東京都内のホテルで毎年開かれた。ホテル側への支払いは1人5千円の会費では賄いきれず、19年から5年間で計900万円余りを安倍氏の資金管理団体「晋和会」が穴埋めしたとされる。収支報告書には記載がなく、政治資金規正法違反の疑いがある。
 一方、安倍氏らへの告発状を提出した弁護士らは、有権者への寄付を禁じる公選法違反などの疑いも指摘している。特捜部の徹底捜査による全容解明が不可欠だ。
 問題が発覚した昨年秋以降、安倍氏は国会などで「事務所からの補填は一切ない」と主張し続けた。だが「ホテル側との契約主体は参加者個人」などとする釈明はどう見ても説得力に欠ける。
 衆院調査局が調べたところ、事実と異なる可能性がある安倍氏の答弁は100回を超えていた。官房長官として虚偽答弁を追認してきた菅義偉首相の責任も当然問われる。
 安倍氏側は「秘書が本人に虚偽の説明をしていた」と擁護している。だが安倍氏が「ない」としたホテル発行の明細書は残っていた。潔白を主張するなら、明細書の再発行を求めて自ら公表すればいい話だ。
 それをしなかったのはなぜか。不正をいつ知ったのか。国民の疑問に誠実に向き合おうとせず、国会を混乱させた責任は重い。
 安倍政権時代の「政治とカネ」にまつわる疑惑は後を絶たない。カジノ誘致に絡む秋元司衆院議員の収賄事件、河井克行元法相夫妻の公選法違反事件に続き、鶏卵生産業者からの現金授受が疑われている吉川貴盛元農相がきのう議員辞職した。
 政府としても事実解明に努める必要がある。菅首相は前政権の「負の遺産」を断ち切らねばならない。


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