main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

産經新聞/2020/10/29 6:00
https://www.sankei.com/column/news/201029/clm2010290002-n1.html

ベラルーシ大統領/居座りは大きな代償払う

 ロシアの隣国ベラルーシで、大統領選の不正に対する大規模な抗議行動が2カ月半以上も続いている。独裁者のルカシェンコ氏は居座りをやめて退陣し、反体制派が求める再選挙で事態を収拾すべきである。
 ルカシェンコ体制はもはや治安機関の暴力によってのみ支えられており正統性は失われている。
 26日には、反体制派が呼びかけるゼネストの試みが始まった。首都ミンスクなど各地の主要企業で労働者が就業を拒否し、ルカシェンコ氏の退陣や政治犯の釈放を求めた。政権は治安部隊を企業に送り込むなど就業拒否を阻止しようと躍起になっている。
 ルカシェンコ氏は9月23日に6期目の大統領就任式を強行した。国民の反発を恐れ、姑息(こそく)にも事前告知なしで小規模に開催した。政権は他方、反体制派との対話を拒み、抗議行動をもっぱら力で押さえ込もうとしてきた。
 8月9日の大統領選以降に拘束されたデモ参加者は、のべ約1万6千人にのぼる。反体制派の幹部は軒並み、拘束されるか国外退去を余儀なくされ、大統領選の対抗馬だったチハノフスカヤ氏はリトアニアに滞在している。
 欧州連合(EU)や米国などは不正選挙とその後の弾圧を非難し、ルカシェンコ政権幹部らに制裁を発動した。欧州議会は、人権や民主主義の擁護活動をたたえるサハロフ賞を、ベラルーシ反体制派に授与することを決めた。
 これに対し、ルカシェンコ氏支援を鮮明にしているのがプーチン露政権である。ロシアはベラルーシへの15億ドル(約1600億円)の融資を決め、ベラルーシで合同軍事演習を行ってEU諸国や反体制派を威嚇している。
 日本政府は欧米諸国と歩調を合わせ、人権蹂躙(じゅうりん)を食い止めるためにルカシェンコ政権への圧力を強めるべきだ。ロシアにも自制を求める必要がある。
 ルカシェンコ体制に見切りをつけ、外国に脱出するベラルーシ国民が後を絶たない。経済の牽引(けんいん)役だったIT企業も相次いで国外に移転している。国民を愚弄し続ければ、ルカシェンコ氏はそれだけ大きな代償を払うことになると悟るべきだ。
 ロシアもまた、親露的だったベラルーシ国民がロシアへの反発を強めている現実を認識し、行動を改めなければならない。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて