main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

北海道新聞/2016/9/28 10:00
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0084618.html

北電蓄電池要請/風力の芽を摘まぬよう

 北海道電力が今春から、道内で風力発電所を新設する事業者に対し、送配電網につなぐ条件として蓄電池の設置を求めている。
 多額の負担が見込まれることから事業者側の反発は大きい。
 厳しい条件設定によって、再生可能エネルギーの拡大に水をさすような事態は避けたい。
 風力発電は風の強弱によって出力にぶれが出る。これを安定させないと停電などの懸念が出るため、何らかの対策は必要だ。北電は事業者とともに、受け入れ拡大に向けて知恵を絞ってほしい。
 北電は現在、送配電網に接続できる風力の発電量の上限を36万キロワットとしている。
 電気事業は、使う量と供給量を常に一致させなければならず、北電は風力による出力のぶれを火力や水力によって調整してきた。
 しかし、その調整には限界があり、事業者側に蓄電池の設置を求めたという。
 蓄電池の設置には規模によって億円単位の経費がかかり、採算は厳しくなる。事業者側から参入を断念する可能性など、不安の声が出るのも無理はない。
 一方、入札などにより36万キロワットの枠内に参入できた事業者には、こうした負担はない。事業者側の負担の均衡を図る観点からも、軽減に向けた努力が求められよう。
 北電は胆振管内安平町で、再生可能エネルギーの導入拡大を目的とした大型蓄電池の実証試験を進めている。
 このような取り組みを加速すれば、受け入れ量の着実な増加につながるはずだ。
 事業者には、北電が泊原発を再稼働させたいから再生エネの導入を抑制しているのでは、との見方もある。北電にとって、そう取られるのは本意ではあるまい。
 一方的にならず、双方が十分話し合うことが重要だ。
 長期的には、風力の不安定な発電による影響を吸収しやすくするよう、電力融通の広域化を図る必要があるだろう。
 その鍵を握るのが、北海道と本州を結ぶ海底送電ケーブル「北本(きたほん)連系」だ。
 現在、能力を1・5倍に増やす工事中だが、本来の目的は非常時に備えた電力融通で、通常の電気をやりとりできる量は限られる。
 国、電力業界は北本連系の抜本的な強化を図るべきだ。道内の再生エネでつくった電気を首都圏などで活用すれば、石炭や石油への依存度を下げ、地球温暖化防止にも貢献しよう。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて